ご挨拶
2021年の第30回という区切りのタイミングで本研究会を主催させていただくことになりました山梨大学医学部附属病院・血液浄化療法部の深澤です。COVID-19の影響で第29回の土田大会は中止になり、また東京オリンピック2020も延期となったこの状況が2021年まで引きずっていないことを祈りながら本ご挨拶をしたためております。
本腎不全外科研究会は、透析患者さんに対する透析医療の進歩によってなし得た長期維持透析に伴う様々な各科にまたがる合併症を克服すべく、当時東京女子医科大学第3外科教授でした故太田和夫先生が、立ち上げられました。第1回の研究会は1992年6月13日に開催されております。
その後札幌の大平整爾先生が本会代表を2009年からお努めになられました。残念なことに2017年に急逝され私たちの支えを失ってしましましたが、先生の意思を継がれ現在札幌北楡病院の久木田和丘先生が会長をお務めです。
本会は外科、内科、整形外科、麻酔科、眼科、泌尿器科といった様々な合併症管理に携わる医師を中心に活動しております。第30回の研究会におきましても、各科の連携そして様々な業種の連携を更に強化していくべく開催を予定しております。医師のみならず、臨床工学技士や看護師、薬剤師、理学療法士の皆様にもご参加いただけるような企画を立てたいと考えております。第29回の開催が出来なかった分も是非皆様がたのご協力を得て盛会にしたいと考えます。
開催はオリンピック直前になりますが2021年6月26日(土)〜27日(日)に沖縄県那覇市で開催を予定しております。山梨の深澤がなぜ那覇で?などと無粋なことは考えずに是非梅雨のあけた天候の安定した那覇に皆様お越しいただけますようお願いいたします。
当初6月26〜27日に開催を予定してご案内させて頂きましたが、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中、ご参加いただける皆様方のリスク軽減を鑑み、
この度本部のご了解も得て本年12月4日(土)〜5日(日)に変更とさせて頂きました。開催場所は同じく那覇です。
WEB併催も予定しておりますが、出来るだけ沖縄那覇に皆様でお邪魔し、地域の復興のお役に立てればと考えております。開催が伸びました分、企画の充実を図る時間が得られたとポジティブに捉えてまいりたいと存じます。
何卒よろしくお願いいたします。
最後に、COVOD-19を克服し元気に皆様と討論ができますことを祈念しご挨拶とさせて頂きます。
第30回日本腎不全外科研究会
大会長 深澤瑞也
山梨大学医学部附属病院 血液浄化療法部